ふるさと納税おすすめ返戻品「お米」
お米といえば日本人の主食です。ふるさと納税の返礼品でもコメの人気は高く、定期便特集にもよく取り上げられる返礼品です。
育ち盛りのお子さんがいる家庭ではものすごくお米を食べると思うので、ふるさと納税の返礼品定期便でお米を頼んでおけば、定期的にお米が届くのでとても便利です。
最近は多くの地域で新しいブランド(品種)米が開発されています。きっと知らないのブランドもたくさんあるはずです。
まずはコメの生産量を県別で見てみましょう。
以下は生産量(トン)のトップ10リストです。
1位:新潟県 578,900トン
2位:北海道 553,900トン
3位:秋田県 449,400トン
4位:宮城県 357,000トン
5位:山形県 356,800トン
6位:福島県 338,200トン
7位:茨城県 334,700トン
8位:栃木県 288,800トン
9位:千葉県 277,100トン
10位:岩手県 267,600トン
(出典:農林水産省 2019年作物統計調査)
ずらりとお米の有名どころが並びます。
それぞれの県の生産ブランド(品種)を見ていきます。
新潟県:1位
新潟県といえば高級ブランド「コシヒカリ」が有名です。独特の甘みと粘り、炊きあがりの香りとつややかさが特徴のブランド米です。
また最近は「こしいぶき」というブランドが出てきました。コシヒカリの孫にあたる新しいブランドで800通りもの交配の中から8年もかけて選ばれた新しいお米です。
ふるさと納税でお取り寄せして一度食べてみてはいかがでしょう。
北海道:2位
北海道は地域一丸となって「日本一の米どころ」となるよう日々努力を重ねています。
高級ブランドの「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」をはじめとして、より一般的な「ななつぼし」が有名なブランドです。
新しい優良銘柄米が登場するにつれ、北海道のお米はおいしいという認知度が高まってきました。
秋田県:3位
秋田県のブランド米といえば「あきたこまち」です。昭和59年に登場したブランド米で、艶と透明感があり、香りが高く冷めてもおいしいお米です。
次に来るのが「ひとめぼれ」です。コシヒカリと初星の良いところを引き継いだお米で、出会ったとたんにその見た目と美しさに一目惚れするという意味でつけられた名前だそうです。
そのほかにも「ゆめおばこ」「めんこいな」「淡雪こまち」「秋のきらめき」「つぶぞろい」など多彩なブランド米を発売しています。
宮城県:4位
宮城県のブランド米といえば「ササニシキ」と「ひとめぼれ」です。
新潟産の「ササニシキ」や秋田産の「ひとめぼれ」と食べ比べてみるのも面白いでしょう。
その他にも山形県で開発された「つや姫」や「だて正夢」「金のいぶき」も代表するブランドです。
山形県:5位
いま山形県が一押しのブランド米が「つや姫」です。
お米の生産を「量より質」、「品質・食味重視」へと切り替え、魚沼産コシヒカリに続く価格で取引されるブランドに成長しました。
福島県:6位
福島で作られるお米の多くは「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」です。
さらに福島県開発し推奨する品種が「天のつぶ」です。
「天のつぶ」の特徴は、粒が大きいことです。まるで天から授かりものという意味がありそうです。
茨城県:7位
茨城県の作付面積の約80%は「コシヒカリ」です。コシヒカリの血を受け継ぐ「あきたこまち」も作られており、これらが茨城県を代表するお米です。
さらに茨城県のブランド米として「ゆめひたち」の栽培に力を入れています。その特徴は粘りとふっくら感。コシヒカリの粘りとササニシキの柔らかさを併せ持ついいとこどりの新品種です。
栃木県:8位
栃木県が力を入れているブランド米が「とちほのか」です。特Aを獲得した「穂の香」の後継ブランドです。
その他に「なすひかり」「とちぎの星」「あさひの夢」「栃乃プレミア」などのブランド米があります。
千葉県:9位
千葉県の生産量の多くは「コシヒカリ」です。
千葉県独自のブランド米である「ふさおとめ」「ふさこがね」が最近では生産量が増えています。
さらに令和2年度にデビューする新しいお米が「粒すけ」です。特徴は、大粒で程よい粘りと弾力があることです。
様々な食との相性がばっちりで、幅広い世代の消費者に食べてもらいたいという気持ちがこもった名前だそうです。
岩手県:10位
岩手県で一番生産されている品種が「あきたこまち」です。岩手県生産量の6~7割程度が精算されています。
その他の独自ブランドとして「いわてっこ」「銀河のしずく」があります。
「いわてっこ」は「ひとめぼれ」と「こころまち」を交配してつくられた品種で粘りと冷めてもおいしいのが特徴です。
「銀河のしずく」は炊きあがりの白さ、粘りと硬さのバランスの良さ、噛むほどに広がる甘さが特徴のオリジナルブランドです。
おすすめ返戻品「お米」まとめ
いかがでしょうか?それぞれの地域で独自の新ブランド(品種)が作られています。
普段なかなか買わないようなブランドも、ふるさと納税の返礼品なら気楽に試してみることができます。
みんながあまり知らない美味しいブランド米を是非試してみてください。
ふるさと納税で地域の新しいブランド米が認知され、地方の農業が活性化したとしたら、これこそまさにふるさと納税の意義が実現したことになります。