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ふるさと納税おすすめ返戻品「牛肉」

2020年5月5日

beef

ふるさと納税で絶大な人気のある「お肉」の返礼品です。

今回は牛肉のおすすめ品を生産飼育頭数の大きい県順に並べていきます。

生産数が多いならではの取扱品目や数量の多さ、お気に入りの返礼品がみつかりやすいという視点からまとめています。

いわゆるブランド牛は、取扱数量的には多くないので別のおすすめ特集でまとめたいと思います。

今回は「取扱数量が多い」すなわちその地域で畜産業に従事している方が多く、ふるさと納税を通じて地域の活性化に貢献できるという視点から、地域の風景や地域の人々を思いながら返礼品選びを楽しみましょう。

まずは肉用種飼育等数の県別トップ10を見てみましょう。

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出典:農林水産省 2019年畜産統計調査

以下は肉用種飼育頭数のトップ10リストです。

1位:北海道 506,300頭
2位:鹿児島県 337,200頭
3位:宮崎県 248,700頭
4位:熊本県 124,600頭
5位:岩手県 87,700頭
6位:宮城県 79,400頭
7位:栃木県 79,100頭
8位:長崎県 79,100頭
9位:沖縄県 74,400頭
10位:群馬県 54,600頭

(出典:農林水産省 2019年畜産統計調査)

それぞれの県の特徴を見ていきます。

北海道:1位

北海道における肉用牛の産出額は約1千億円で、北海道全体の農業産出額の8%を占める大事な産業となっています。

これは全国総頭数の20%にも相当する規模です。

もともと明治初頭から酪農を中心として肉牛生産がはじまり、今日まで様々な改良がくわえられてきました。

北海道は四季を通じて湿度が少なく適温が保たれ、牛にとってはとても良い環境です。

澄んだ空気ときれいな水、のびのび育った牧草が高品質な北海道牛肉を支えています。

鹿児島県:2位

鹿児島の温暖な気候の元、育てられる鹿児島産の黒毛和牛の肉質は、日本のみならず海外でも高い評価を受けています。

2017年9月に行われた「第11回全国和牛能力共進会」では、鹿児島黒牛が日本一を獲得しました。

宮崎県:3位

宮崎県では積極的に食用肉の海外輸出にも取り組んでいます。(海外仕向先:米国・メキシコ・カナダ・シンガポール・香港・マカオ・タイ・フィリピン)

第92回アカデミー賞授賞式アフターパーティー」で使われる牛肉に「宮崎牛」が3年連続で採用され、積極的な販売促進に取り組んでいます。

南九州に位置する宮崎の温暖な気候の元育てられた牛肉は、「全国和牛能力共進会」で2年連続日本一となるなど品質も評価されています。

熊本県:4位

九州のほぼ真ん中に位置し雄大な自然のある熊本は、豊富で良質な水で育まれた大地に、のびのび育った牛肉が特徴です。

阿蘇のふもとで育てられた「あか牛」は、放牧されて元気に歩き回った自然の中で育った牛で、余分な脂肪分がない赤みがおいしいと評判です。

その他にも高品質な黒毛和牛が有名です。

岩手県:5位

岩手県で黒毛和牛が広く生産されるようになったのは、昭和20年代のころだそうです。

いまでは岩手県ほぼ全域で肉用牛の生産が行われています。

全国でも有数のお米の生産県であり、肉用牛の飼料に稲わらを与えるなど、自然循環型農業を実践して育てられた牛肉です。

前沢牛はブランド牛として特に有名です。

宮城県:6位

宮城県では「仙台牛」をはじめとする国産和牛の生産が盛んです。

宮城県では農家1戸当たりの飼育数が、全国平均52頭のところ、24.4頭と半数以下であることが特徴で、小規模農家が1頭1頭大事に育てている様子が分かります。

栃木県:7位

栃木県では農業産出額の約3割が畜産業になります。

とちぎ和牛」は栃木県を代表する黒毛和牛で、平成23年12月からは「米を給与した牛」という認定条件が加わりました。

米を食べることで牛の風味が向上するとされており、飼育期間も約30か月をかけ牛肉のうまみを引き出す努力がされています。

長崎県:8位

長崎県は夏は比較的涼しく、冬は比較的暖かいという牛にとってやさしい気候を持っています。

和牛とのかかわりあいは古く、なんと弥生時代の牛骨や牛歯が発見されているのだそうです。

全国和牛能力共進会」の第10階長崎大会では、「内閣総理大臣賞」を授賞しました。

その牛肉の中でも一部のみで生産されている、「薔薇の花色」を連想させる鮮やかな赤色が特徴の「出島ばらいろ」というブランド牛肉があるそうです。

沖縄県:9位

真冬でも10度以下になることがない沖縄は、牛の飼料となる牧草が良く育つ恵まれた環境です。

そのような恵まれた環境から、沖縄県は平成29年度、全国第4位の子牛の生産量となりました。

沖縄で育った子牛が全国各地のブランド牛として育ちます。

そんな恵まれた環境でそだった「おきなわ和牛」は「うちなーむん」(沖縄の特産品)です。

群馬県:10位

群馬県といえば赤城、榛名、妙義などの光源と、利根川の清流に恵まれた自然豊かな土地です。

この自然環境のもと育てられた「上州牛」のブランド化にも積極的に取り組んでおり、上州牛はアメリカにも輸出され、高い人気を得ています。

おすすめ返戻品「牛肉」まとめ

各県の牛肉を並べてみて、改めて日本の牛肉の品質の高さを感じました

正直どの県の牛肉もおいしそうです。

ふるさと納税ならではの贅沢で、色々な県の牛肉返礼品を食べ比べてみるのも面白いですね。

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