難病の子どもときょうだいを大阪旅行へ。3回目の募集と、これまでの歩み(佐賀県NPO支援・ON THE ROAD)

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佐賀の公益社団法人 ON THE ROAD が、難病の子どもと家族を大阪旅行に招く費用をふるさと納税で募るのは、これが3回目です。目標は1回目が300万円、2回目が1,000万円、今回は3,000万円。招く家族の数を増やしながら、続けてきました。

3回の募集を並べると

  • 第1弾(2023年8月14日〜11月10日、89日間):目標300万円に対して11,808,830円、562人が支援。2024年の春と秋に1家族ずつ招く計画でした
  • 第2弾(2024年11月13日〜2025年5月11日、180日間):目標1,000万円に対して23,323,100円、986人が支援。2025年度は5家族、あわせて23人を大阪に招きました
  • 第3弾(2025年12月5日〜2026年12月4日、365日間):目標3,000万円。2026年度は少なくとも5家族の大阪旅行と、佐賀県での体験イベントを計画しています

招待の対象は、佐賀県に住む難病の子どもと、その両親ときょうだいです。団体のページでは、この旅行の事業は2024年度に始まったとされています。旅先は、USJ、海遊館、大阪城公園、京セラドームでの野球観戦などです。

【第3弾】佐賀県の難病児とご家族を、夢いっぱいの大阪旅行に招待します:佐賀県NPO支援

佐賀県NPO支援

達成率 76%(2026年10月7日時点)

目標まで、あと 7,195,300円です。

集まった寄付
22,804,700円
目標金額
30,000,000円
支援した人
1,044人

ゴールが見えてきたワン。あと少しの後押しで届きそうだワン!
ひとりあたりの寄付は、平均で約21,800円です。

寄付は2,000円から。税金の控除はふつうのふるさと納税と同じです。

寄付の受付期間

2025年12月5日 ~ 2026年12月4日まで(365日間)

受付は2026年12月4日までです。

ふるさと納税で応援する

このプロジェクトについて

佐賀県NPO支援は、このプロジェクトについて次のように説明しています。

公益社団法人 ON THE ROAD(旧:地域活性化いじめ撲滅実行委員会)では、これまで子どものいじめ撲滅事業を実施してきて、難病児はもとより、その兄弟姉妹たちもいじめの対象になっているケースが多いことに気が付きました。日頃から病児の看病等で忙しい親御さんに甘えることを控え、自身も介護の手伝いなどで時間に追われがちな「きょうだい児」の存在を知り、病児本人はもとより、きょうだい児たちにも子どもらしい時間を謳歌してもらう大阪旅行招待を2024年度からスタートしました。毎年一人でも多くの難病児・きょうだい児とご家族に、夢のような時間を過ごしてもらえるよう皆様の力で本事業を後押ししていただけないでしょうか。

出典:ふるさとチョイス

3,000万円の内訳

佐賀県の「NPO等の支援」のふるさと納税では、寄付する人が応援したいNPOを選び、寄付額の85%がそのNPOに渡ります。残りの15%は県に納める手数料です。今回の目標3,000万円の内訳も、この仕組みに沿って組まれています。

  • 2026年度の旅行の費用:660万円(5人家族×5組で計算。移動、宿泊、福祉車両、テーマパーク、食事など)
  • 2027年度前半の旅行の費用:264万円
  • キャンセルへの備え:50万円、スタッフの交通費:100万円
  • 人件費・コンサルタント料:376万円、広報費:50万円
  • お礼の品の代金と梱包・送料:1,050万円
  • 県に納める手数料(寄付総額の15%):450万円

なお、佐賀県に住む人がこの仕組みで寄付したときは、県からのお礼の品はありません。

このプロジェクトにはお礼の品も用意されています。お礼の品を選ばずに寄付すると、寄付金はすべて事業に使われます。

趣旨に賛同され、少額でも寄付してみようかな?という方は、ふるさと納税で応援してみませんか?

このプロジェクトをふるさとチョイスで見る

※寄付金額・達成率・支援人数は2026年10月7日時点の数字です。最新の状況は、ふるさとチョイスのプロジェクトのページで確認してください。

医療的ケア児をめぐる数字と制度

こども家庭庁の資料によると、家で暮らす医療的ケア児は全国で約2万人と推計されています。2005年の9,987人から、2023年には20,382人に増えました。人工呼吸器が必要な子どもは、この10年で約2.3倍です。プロジェクトのページでは、佐賀県にも150人を超える医療的ケア児が暮らしていると書かれています。

医療的ケア児とその家族を支える法律は、2021年6月18日に公布され、同じ年の9月18日に施行されました。子どもの慢性の病気については、医療費の自己負担の一部を助ける「小児慢性特定疾病」の制度があり、2025年4月1日から対象が16疾患群801疾病に広がっています。

このプロジェクトが関係する SDGs

ガバメントクラウドファンディングのプロジェクト「【第3弾】佐賀県の難病児とご家族を、夢いっぱいの大阪旅行に招待します」(佐賀県NPO支援)は、SDGsの次の目標に関係しています。

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsについては、こちらの記事を参照してください(参考記事:SDGsとは?)

ガバメントクラウドファンディングの仕組み

ふるさとチョイスで掲載されているふるさと納税の形のクラウドファンディングが、ガバメントクラウドファンディング(GCF)と呼ばれるものです。

自治体が地域の課題や取り組みを「プロジェクト」として掲載し、寄付者は寄付の使い道から寄付先を選ぶことができます。

支援者から起案者へ寄付が集まるガバメントクラウドファンディングのイメージ図
ガバメントクラウドファンディングのイメージ図

ふつうのふるさと納税と同じところ・違うところ

項目ガバメントクラウドファンディング
税金の控除ふつうのふるさと納税と同じように、寄付金控除を受けられます(自己負担は2,000円)
寄付の使い道プロジェクトごとに、具体的に決まっています
お礼の品プロジェクトによって、ある場合とない場合があります。お礼の品を選ばなければ、寄付金はすべて事業に使われます
目標金額に届かなかったとき集まった寄付金はプロジェクトの事業に使われ、寄付者には返金されません
寄付できる金額2,000円から寄付できます
ガバメントクラウドファンディングは2,000円から寄付できることを表した図

お礼の品つきのふるさと納税をした後で、控除の上限まで2,000円ほどの余裕がある場合は、ガバメントクラウドファンディングの中から応援したいプロジェクトを選んで寄付してみませんか?

数字で見るガバメントクラウドファンディング

ふるさとチョイスによると、2026年10月1日の時点で、これまでに5,250件を超えるプロジェクトが掲載され、880を超える自治体が実施し、寄付の合計は約272億円になっています。

寄付から控除までの流れ

  1. プロジェクトを選ぶ:寄付の使い道や、目標金額・募集期間を確認します
  2. ふるさとチョイスで申し込む:お礼の品があるプロジェクトでは、お礼の品を選ぶかどうかも決めます
  3. 寄附金受領証明書を受け取る:自治体から届くので、なくさないように保管します
  4. 控除の手続きをする:確定申告をするか、ワンストップ特例制度を使います

ワンストップ特例制度は、確定申告をする必要がない給与所得者などで、寄付先が5団体以内の場合に使えます。申請書は、寄付をした翌年の1月10日までに寄付先の自治体に届くように送ります。

こんな方に向いています

  • お礼の品よりも、寄付の使い道で寄付先を選びたい方
  • 子ども支援や自然保護、災害からの復旧など、応援したい分野がある方
  • お礼の品を選んだ後で、控除の上限まで2,000円ほどの余裕が残った方

ガバメントクラウドファンディングのしくみは「ガバメントクラウドファンディングとは?」でも詳しくまとめています。ふるさとチョイスの説明は「ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは?」で確認できます。

※数字と制度の内容は2026年10月1日時点のものです(出典:ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは?」、総務省「ふるさと納税ポータルサイト」)。

報告会と問い合わせ

2025年3月28日には佐賀市で、この大阪旅行の事業の報告会が開かれ、佐賀新聞(2025年4月6日、16面)が取り上げました。

問い合わせは、公益社団法人 ON THE ROAD(佐賀市大財北町)へ。電話は0952-60-1142、メールは contact@ontheroad.or.jp です。

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