令和8年産のお米は「作況単収指数102」の見込み(9月25日現在)。農水省の数字の読み方と、お礼の品のお米を「産地」と「精米の日」で選ぶ見かた

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実った稲の田と、稲を干す木の棚の前の小道に座るはちまきの柴犬と無地の米袋

お米のお礼の品は、私はいつももらっています。特にお米の値段が高くなったときは、本当に助かりました。だから、新米の季節に気になるのは、お礼の品のお米をどう選ぶか、です。

ちょうど10月13日に、農林水産省が令和8年産の水稲の予想収穫量(9月25日現在)を公表しました。この記事では、その発表の数字を原文の言葉どおりに読み、そのうえで、お礼の品のお米を説明欄の「産地」と「精米の日」で見比べる見かたをまとめます(農林水産省の発表は2026年10月18日に確認)。

10月13日の発表:全国の作況単収指数は「102」の見込み

農林水産省の「作況調査(水陸稲…)」のページに、令和8年10月13日の公表として、9月25日現在の予想収穫量の資料(PDF)が載っています。主な数字は次のとおりです。

項目9月25日現在の見込みどのベースの数字か
全国の作況単収指数102この記事では確かめていません
作付面積(主食用)136万ha(前年産に比べ7,000ha減少)—
10a当たり予想収量524kg(前年産に比べ2kg減少)生産者が使用しているふるい目幅ベース
予想収穫量(主食用)710万5,000t(前年産に比べ7万6,000t減少)生産者が使用しているふるい目幅ベース
10a当たり予想収量546kgふるい目幅1.70mmベース
予想収穫量740万6,000tふるい目幅1.70mmベース
農林水産省「作況調査(水陸稲…)」の令和8年10月13日公表の資料(9月25日現在)より。2026年10月18日に確認

見出しの言葉にも気をつけたいところです。発表の文では「作況単収指数」という呼び名になっています。この記事のために調べたとき、検索の結果の要約には「作況指数100・534kg」と出てきたものもありましたが、原文の資料の数字は上の表のとおりでした。作柄の数字を見るときは、要約ではなく発表の原文で確かめるのが安心です。

同じ収量でも、ふるい目幅のベースで数字が変わる

表を見ると、10a当たりの予想収量に524kgと546kgの2つの数字があります。どちらかが間違っているのではなく、ふるい目幅のどちらのベースで数えたかの違いです。発表では、生産者が使用しているふるい目幅ベースが524kg、ふるい目幅1.70mmベースが546kgとされています。予想収穫量も同じで、710万5,000tと740万6,000tの2つが並んでいます。

ふるい目幅のベースで、数字はどれだけ変わる?

10a当たりの予想収量(9月25日現在)

  1. 生産者が使用しているふるい目幅ベース524kg
  2. ふるい目幅1.70mmベース546kg

同じ発表の中でも、ベースが違うと22kgの差。数字を書き写すときは、どちらのベースかを添えるワン。

予想収穫量(9月25日現在)

  1. 生産者が使用しているふるい目幅ベース(主食用)710万5,000t
  2. ふるい目幅1.70mmベース740万6,000t

ニュースで見かける収穫量が、どちらのベースの数字かを見てみるワン。

農林水産省の令和8年10月13日公表の資料(9月25日現在の予想)の数字。棒の長さは、それぞれの組の大きいほうを1とした割合です

ニュースや解説で「収量は○kg」「収穫量は○万t」と書かれているときは、どちらのベースの数字かを見ておくと、ほかの記事と比べたときに食い違って見えても戸惑わずにすみます。

この数字から分かること、分からないこと

分かるのは、9月25日現在の全国の見込みです。作付面積(主食用)は前年産より7,000ha少なく、10a当たり予想収量(生産者が使用しているふるい目幅ベース)も前年産より2kg少なく、主食用の予想収穫量は前年産より7万6,000t少ない見込みとされています。

一方で、この発表は「見込み」で、ひとつひとつの産地のお米の出来や、お礼の品の届く時期を示すものではありません。お米の値段がこれからどうなるかも、この記事では扱いません。お礼の品の届く時期や状態は、それぞれの品の説明欄で確かめるのがいちばん確かです。

お礼の品のお米は、説明欄の「産地」と「精米の日」を見る

私がお米を選ぶときに気にするのは、産地と精米の日です。お礼の品のページでは、この2つは説明欄の中に書かれていることが多いので、申し込む前にそこを見ておきます。

  • 産地:どこのお米か品の名前に地名が入っていても、説明欄に産地として都道府県や市町村まで書かれているかを見ます。寄付先の自治体の名前とあわせて読むと、どこで育ったお米かがはっきりします。
  • 精米の日:いつ精米されるか届く袋に書かれる精米年月日のほか、説明欄に「発送の前に精米」のように精米のタイミングが書かれていることがあります。新米の表示の決まりや精米年月日の見かた、届いてからの保存は「「新米」と書けるのは12月31日まで」の記事にまとめています。

説明欄のどこを見る?「精米の日」が分かる行を押してみて

説明欄(例)名称○○県産 コシヒカリ産地○○県○○町産年令和8年産内容量5kg×2袋精米発送の前に精米発送時期○月中旬から順次
答え:「精米」の行。この例では「発送の前に精米」と書かれています。説明欄の行の名前や書き方は品ごとに違うので、実際の品では、精米にかかわる書き方を探して読んでください(この表は説明のための例で、実在の品ではありません)。

受付中の令和8年産のお米の例

2026年10月18日に、ふるさとチョイスのページで受付中を確かめた令和8年産のお米と同じ、島根県奥出雲町の仁多米10kgです。写真と寄付金額は楽天ふるさと納税(2026年10月20日時点)のもので、ふるさとチョイスのボタンも並べています(受付や寄付金額は変わることがあります)。

PR楽天ふるさと納税・ふるさとチョイスへのリンク(広告)

出雲國 仁多米 5kg×2袋 合計10kg コシヒカリ
画像:楽天ふるさと納税

島根県奥出雲町

出雲國 仁多米 5kg×2袋 合計10kg コシヒカリ

寄付金額
30,000円

2026年10月20日時点の楽天ふるさと納税の情報。変わることがあります

申し込む前に産年(令和8年産か)・精米のタイミング・発送の時期は、この記事では確かめていません。品のページの説明欄で見てください

楽天ふるさと納税で寄付するふるさとチョイスで見る

島根県奥出雲町のコシヒカリで、ふるさとチョイスの品の名前には「令和8年」と「新米」が入っています(楽天ふるさと納税の品の名前には年産が書かれていないので、申し込む前に説明欄で年産も見てください)。申し込む前に、説明欄で産地の書き方と精米のタイミングを見ておけば、産地と精米の日の2つがそろいます。ほかの令和8年産のお米は、「「新米」と書けるのは12月31日まで」の記事でも紹介しています。

数字はニュースで、選ぶときは説明欄で

令和8年産のお米は、9月25日現在で作況単収指数102の見込み。10a当たりの予想収量は生産者が使用しているふるい目幅ベースで524kg(1.70mmベースでは546kg)です。全国の作柄はこうした発表で確かめ、お礼の品のお米を選ぶときは、ひとつひとつの品の説明欄で産地と精米の日を見る。見る場所を分けておくと、迷いにくくなります。

2026年分のふるさと納税は、12月31日までに決済が終わった寄付が対象です。締め切りは「ふるさと納税はいつまで?2026年分の締め切りカレンダー」、品種や精米の選び方は「お米の選び方ガイド」にまとめています。

※作柄の数字は、2026年10月18日に農林水産省の公表資料(令和8年10月13日公表、9月25日現在の予想)で確かめたものです。お礼の品の受付・寄付金額・発送時期は、2026年10月18日時点のふるさとチョイスのページによります。申し込む前に、各サイトの説明で確認してください。

参考にした情報

  • 農林水産省「作況調査(水陸稲、麦類、大豆、そば、かんしょ、飼料作物、工芸農作物)」(令和8年10月13日公表。2026年10月18日に確認)
  • 農林水産省「令和8年産水稲の9月25日現在の予想収穫量」(PDF。2026年10月18日に確認)
  • ふるさとチョイス 島根県奥出雲町「出雲國仁多米10kg【令和8年 新米 コシヒカリ 10kg】」のページ(上のカードの「ふるさとチョイスで見る」のリンク先。2026年10月18日に確認)
  • 楽天ふるさと納税 島根県奥出雲町「出雲國 仁多米 5kg×2袋 合計10kg コシヒカリ」のページ(上のカードの写真と「楽天ふるさと納税で寄付する」のリンク先。2026年10月20日に楽天 API で受付中を確認)