「新米」と書けるのは12月31日まで。令和8年産のお米をお礼の品で選ぶときに見たい3つの表示【2026年版】

10月に入り、ふるさと納税のサイトでも「令和8年産 新米」の文字をよく見かけるようになりました。ふるさとチョイスやさとふるでは、令和8年産の新米の特集ページも出ています。

ところで、お米の袋に「新米」と書いてよい期間には、国の決まりがあることをご存じでしょうか。この記事では、その決まりと、お礼の品の説明で見ておきたい表示、届いてからの保存のしかたをまとめます。

3行でわかる要点

  1. 「新米」と表示できるのは、収穫した年の12月31日までに精米して袋に入れたお米だけです。
  2. お礼の品の説明では、産年(令和8年産か)・精米のタイミング・発送時期の3つを見ておくと安心です。
  3. 届いたお米は、涼しい場所か冷蔵庫の野菜室で保存し、早めに食べきると安心です。

「新米」は、食品表示のルールで決まっている言葉

お米(玄米・精米)の表示は、食品表示法にもとづく「食品表示基準」で決められています。消費者庁の Q&A によると、「新米」はもともと表示してはいけない言葉のひとつで、次の場合にだけ使えます。

お米の種類「新米」と表示できる条件
玄米生産された年の12月31日までに袋(容器包装)に入れたもの
精米生産された年の12月31日までに精米し、袋に入れたもの

つまり、令和8年(2026年)に収穫したお米でも、2027年になってから精米して袋に入れたものは「新米」とは書けません。お米の中身は同じでも、年が明けると表示が変わる、というわけです。

「新米」は気分の言葉じゃなくて、ちゃんとした決まりがあったんだワン!

お礼の品の説明で見たい3つのこと

ふるさと納税のお米は、申し込んでから届くまでに時間があります。説明のページで、次の3つを見ておくと、思っていたものと違った、を減らせます。

  • 1. 産年:「令和8年産」と書いてあるか先行予約の時期は、令和7年産と令和8年産のお米が並んでいることがあります。同じ名前のお礼の品でも、発送の時期によって産年が変わるものもあるので、説明の「産年」や「令和8年産」の文字を確かめてください。
  • 2. 精米のタイミング:「発送の直前に精米」か袋に書かれる「精米年月日」は、玄米を精米した日です。お礼の品の説明に「注文を受けてから精米」「発送前に精米」などと書かれていれば、精米したてに近いお米が届きます。
  • 3. 発送時期:いつごろ届くか新米は収穫や検査を終えてから順に発送されるので、産地や品種によって届く時期が違います。説明に「10月中旬以降」「11月以降に順次」などと書かれていることが多いので、受け取れる時期かどうかを見ておくと安心です。

定期便を選ぶ場合は、2回目以降は新米ではなくなることもあります(年が明けて精米したものは「新米」と表示できないため)。お米の味が変わるわけではありませんが、「ずっと新米」と思って申し込むと、少し意外に感じるかもしれません。

令和8年産のお米の出来は?

農林水産省は、2026年8月31日に、令和8年産の水稲の見込みを公表しました。報道によると、北海道や新潟など25の都道府県で、10アールあたりの収穫量が前年並み以上になる見込みとされています。

お米の出来は天候で変わるので、産地のお礼の品の説明にある最新の案内もあわせて確かめてください。

届いた新米を、おいしく保つには

精米したお米は、時間がたつにつれて風味が落ちていきます。農林水産省の「消費者の部屋」では、精米した白米は10〜15℃ほどの低い温度で、湿気が少なく直射日光の当たらない場所で保存するよう案内しています。届いたら、次の点に気をつけてください。

  • 涼しく、湿気の少ない場所に:夏場や暖房の効いた部屋は避けます。冷蔵庫の野菜室に入れると、虫もつきにくくなります
  • においの強いものから離す:お米はにおいを吸いやすいので、洗剤や灯油などのそばには置かないようにします
  • 密閉できる容器に移す:袋のままより、ふたのできる容器やペットボトルに小分けにすると、乾燥やにおい移りを防げます

量の多いお礼の品を選ぶときは、家族で食べきれる量かも考えておくと安心です。小分けの袋や定期便を選ぶのもひとつの方法です。品種や精米の選び方は「お米の選び方ガイド」でくわしく紹介しています。

まとめ

「新米」は、収穫した年の12月31日までに精米して袋に入れたお米だけに使える表示です。令和8年産のお米をお礼の品で選ぶときは、産年・精米のタイミング・発送時期の3つを説明で確かめておくと、届いてからの満足につながります。

2026年分のふるさと納税は、12月31日までに決済が終わった寄付が対象です。締め切りは「ふるさと納税はいつまで?2026年分の締め切りカレンダー」でまとめています。

※2026年10月6日時点の情報です。お礼の品の内容・発送時期は自治体や事業者によって違うため、申し込む前に各サイトの説明で確認してください。

参考にした情報