ラ・フランスは「追熟」してから食べる果物。2026年の販売開始基準日は10月20日【届いてからの食べごろの見分け方】

ラ・フランスは、木になっているうちには食べごろになりません。収穫してから、いったん冷やし、そのあと室温に置いて熟させる「追熟(ついじゅく)」をして、はじめてあのなめらかな口あたりと香りになります。
西洋なしの一大産地の山形県では、熟していないラ・フランスが早くお店に並ばないよう、毎年「販売開始基準日」を決めています。2026年は、その日がいつもの年より早まりました。
3行でわかる要点
- 2026年の山形県産ラ・フランスの販売開始基準日は10月20日。前の年より8日早く、2013年に基準日ができてから最も早い日です。
- 収穫したラ・フランスは、2〜5℃程度の冷蔵庫で7日間程度冷やす「予冷」のあと、室温で追熟させます。届いてからは、毎日ようすを見ながら食べごろを待ちます。
- 食べごろは軸のまわり(肩)のやわらかさで見ます。肩を指でそっと押して、やわらかさを確かめます。
2026年は、販売開始基準日が10月20日
山形県では、県・市町村・JA などでつくる「山形県『ラ・フランス』振興協議会」が、ラ・フランスの収穫と販売を始めてよい日の目安を決めています。2026年10月はじめの報道によると、2026年の販売開始基準日は10月20日。前の年より8日早く、基準日の制度が始まった2013年以降で最も早い日です。
収穫の目安も、例年より早い10月5日〜14日とされています。ふるさと納税のラ・フランスは、こうした産地の日程にあわせて、10月下旬から11月ごろに順に発送されるものが多くなります。

基準日は「熟していないものを早く出さない」ための約束だワン。待つ時間も、おいしさのうちだワン!
収穫から食べごろまでの流れ
JA全農山形の説明によると、産地では次のように追熟を進めます。
収穫したら:予冷
収穫した実を2〜5℃程度の冷蔵庫に入れ、7日間程度冷やします
そのあと:追熟
冷蔵庫から出して室温に置き、熟させます
食べごろ
日数を決めてしまわずに、肩のやわらかさを見ながら待ちます
お礼の品として届いたラ・フランスも、届いた日がそのまま食べごろとは限りません。かたいうちは室温に置いて、毎日ようすを見るのがコツです。
食べごろの見分け方
- 1. 肩を軽く押してみる軸のまわりの盛り上がったところ(肩)を指でそっと押して、やわらかくなっているかを確かめます。強く押すと傷むので、軽くで十分です。
- 2. 一つずつ確かめる一度に何個も届いたときは、毎日いくつかの肩を押してみて、やわらかくなったものから食べていきます。
食べごろになったものは、早めに食べきるのがおすすめです。やわらかくなりすぎたものは、コンポートやスムージーにしても楽しめます。
お礼の品で申し込むときに見たいこと
ラ・フランスのお礼の品は、山形県の市町村を中心に受け付けています。申し込むときは、説明の発送時期(10月下旬〜、11月中旬〜など)と、「家庭用」か「贈答用」かを見ておくと、届いてからの印象の違いが少なくなります。家庭用は、味は同じでも見た目に小さな傷や形の不ぞろいがあるもの、と説明されていることが多いです。
ほかの秋の果物もあわせて考えたい方は、「果物の選び方ガイド」で、旬の時期といっしょに紹介しています。同じく追熟して食べる山形県の果物には、すももの「秋姫」もあります。
まとめ
ラ・フランスは、予冷のあと室温で追熟させて食べる果物です。2026年は、山形県の販売開始基準日が10月20日と、制度ができてから最も早くなりました。届いたら室温に置き、肩を軽く押してやわらかくなるのを待つのが、おいしく食べるコツです。
※2026年10月8日時点の情報です。お礼の品の内容・発送時期は自治体や生産者によって違うため、申し込む前に各サイトの説明で確認してください。
参考にした情報
- 山形県「山形のラ・フランス情報!」
- 山形県「ラ・フランス」振興協議会「構成団体と取り扱いの資料」(PDF)
- さくらんぼテレビ「ラ・フランスの「販売開始基準日」は10月20日・収穫量は前年より3300t増える見通し 山形」(Yahoo!ニュース)
- JA全農山形「ラ・フランス」



