泉佐野市の氷温熟成肉はどうなった?2023年10月のルール変更といまのお礼の品【2026年版】
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泉佐野市のお肉は、いまもお礼の品として申し込めます。ただし中身は、2023年10月に国のルールが変わる前とは違います。大阪府泉佐野市は「氷温熟成」の技術を使ったお肉をお礼の品として育ててきましたが、ルール変更で熟成肉の扱いが大きく変わりました。氷温熟成とは何かから順に、ルール変更の中身と、いまのお礼の品を見ていきます。
先に結論:泉佐野市のお肉の「いま」
- 「氷温」は、0℃以下で、食品が凍り始める直前までの温度帯。この温度でじっくり寝かせるのが氷温熟成です。
- 2023年10月から、熟成肉は同じ都道府県で育った肉を使うものだけがお礼の品として認められるようになりました。
- いまの泉佐野市のお肉は、市内で選別・切断・味付け・梱包までを行う「味付け肉」が中心です。
「氷温熟成」とは?
ふつう、食品は冷蔵(0℃より上)か冷凍(凍らせる)で保存します。その間にあるのが「氷温」です。0℃以下で、食品がそれぞれ凍り始める温度(氷結点)までの温度帯を指します。「氷温」は登録商標のため、お礼の品の名前では「氷温(R)」と書かれることがあります。
泉佐野市では、市内の事業者が氷温で寝かせたお肉を、独自のエキスで味付けし、塩麹と昆布のうま味を加えた「氷温熟成×極味付け」のお肉をつくっています。2021年には、市のクラウドファンディングで氷温熟成肉を広めるプロジェクトの寄付を募り、目標の7,500万円を大きく超えました(たとえばふるなびでは51,352人から約5億3,700万円)。
2023年10月のルール変更で何が変わった?
ふるさと納税のお礼の品は、その自治体の「地場産品」であることが求められます。総務省は2023年6月にルールを改め、加工の主な工程が「食肉の熟成」や「玄米の精白」の場合は、原材料が同じ都道府県で生産されたものに限るとしました。適用は2023年10月1日からです。
- 2021年泉佐野市で、氷温熟成肉の店舗づくりのクラウドファンディング
- 2023年6月総務省が、熟成肉と精米の基準を厳しくする告示の改正を発表(2023年10月から)
- 2023年10月新しい基準の適用が始まる。他県産の肉を市内で熟成させただけのものは、お礼の品にできなくなる
- いま市内で選別・切断・味付け・梱包まで行うお肉が、お礼の品として並ぶ
泉佐野市は、2023年度に熟成肉と精米を規制する地場産品基準の改正があったことを「逆風」と説明しています。2023年以前の「熟成肉」の説明は、いまのお礼の品にはそのままあてはまらないので注意が必要です。2026年10月からは、地域で生まれる価値の計算のしかたもはっきり決められました(総務省の通知、2026年10月26日に確認)。
ほかの県で育った肉を、泉佐野市内で氷温熟成させただけのお肉。2023年10月からも、お礼の品にできる?
できません。加工の主な工程が「食肉の熟成」の場合は、原材料が同じ都道府県で生産されたものに限るというルールが、2023年10月1日から適用されています。

昔の記事や口コミの「熟成肉」の説明は、ルールが変わる前のものかもしれないワン。いまのページで確かめてほしいワン!
いまのお礼の品はどうなっている?
いま泉佐野市のお肉のお礼の品のページ(楽天ふるさと納税)には、「区域外から原材料を調達し、区域内において選別・切断、独自の味付け加工、梱包、発送の全ての工程を行っています」と書かれています。熟成だけでなく、市内での切り分けと味付けまでを行うお肉です。
いまのお肉、市内での工程はどんな順番?
- 原材料を調達する
- 区域内で選別・切断する
- 独自の味付け加工をする
- 梱包する
- 発送する
- 1. 原材料の産地を見る国産のものもあれば、海外産(例:牛ハラミはアメリカ産)のものもあります。産地は品のページの原材料の欄で確かめてください。
- 2. 味付きかどうかを見るほとんどが味付け済みです。焼くだけで食べられる反面、料理によっては味付けを控えめにします。
- 3. 届く月と量を見る発送月を選べるもの、500gから数kgまで量を選べるものがあります。小分けかどうかも確かめます。
楽天ふるさと納税で受付中の泉佐野市のお肉
楽天ふるさと納税で、2026年10月2日時点で受付中の「氷温熟成」のお肉を、レビューの多い順に紹介します。

大阪府泉佐野市
総合1位 訳あり やわらか 牛ヒレ 切り落とし 氷温熟成 特製ダレ
牛ヒレの切り落とし。サイコロステーキや焼肉に
寄付金額 6,000円(2026年10月2日時点・レビュー 2,454件・平均 4.29)
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大阪府泉佐野市
国産 豚肉 4種 福袋 選べる 内容量 合計 2.4kg /
国産豚肉4種の詰め合わせ。量を選べる
寄付金額 13,000円(2026年10月2日時点・レビュー 659件・平均 4.37)
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大阪府泉佐野市
高評価 味付け 牛タン 満足度90%以上 選べる 薄切り 厚切り
旨塩ダレの牛たん。薄切り・厚切りを選べる
寄付金額 15,000円(2026年10月2日時点・レビュー 565件・平均 4.44)
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大阪府泉佐野市
国産 鶏肉 小分け 1kg ~ 5kg 選べる部位 むね もも
国産鶏肉。むね・ももなど部位を選べる
寄付金額 6,000円(2026年10月2日時点・レビュー 392件・平均 4.31)
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大阪府泉佐野市
【発送月が選べる】 牛肉 ロースステーキ 600g / 1kg
牛ロースのステーキ。600gと1kgから選べる
寄付金額 13,000円(2026年10月2日時点・レビュー 353件・平均 4.31)
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大阪府泉佐野市
やわらかハラミ 500g / 1kg / 1.5kg 特製旨タレ漬け
タレ漬けの牛ハラミ。焼くだけで一品に
寄付金額 7,000円(2026年10月2日時点・レビュー 211件・平均 4.33)
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味付け肉は、フライパンで焼くだけで晩ごはんになるワン。冷凍庫の空きも見ておくといいワン!
ルール変更のあとで選ぶには
泉佐野市の氷温熟成肉は、2023年10月のルール変更で、熟成だけの肉はお礼の品にできなくなり、いまは市内で切り分け・味付けまで行う「味付け肉」が中心です。原材料の産地と味付けの有無を確かめて選べば、ふだんの料理に使いやすいお肉が見つかります。
泉佐野市以外の自治体のお肉は「お肉の選び方ガイド」にあります。
※この記事は2023年に作成し、2026年10月2日に書き直しました。お肉の寄付金額とレビューの数は2026年10月2日時点のものです。原材料の産地や内容は品ごとに違い、変わることもあるので、品のページの表示で見てください。
参考にした情報
- 総務省「ふるさと納税に係る指定制度の運用について(令和5年6月27日)」
- 関西テレビ「ふるさと納税のルール変更と泉佐野市(ニュース特集)」(2023年9月)
- ふるさとプレミアム「泉佐野氷温熟成肉「広めよう」プロジェクト」、ふるなびクラウドファンディング「泉佐野氷温熟成肉「広めよう」プロジェクト」(目標金額と集まった額、2026年10月26日に確認)
- 泉佐野市の報道発表「令和7年4月2日の発表」(令和5年度の地場産品基準の改正を「逆風」と説明、2026年10月26日に確認)
- 楽天ふるさと納税 大阪府泉佐野市のお肉のお礼の品の説明(地場産品に該当する理由、牛ハラミの原材料はアメリカ産、2026年10月26日に確認)
- 氷温協会「氷温ってなに?」「正しい表示」(2026年10月26日に確認)
- ふるさとチョイス「お肉の返礼品と言えば、やっぱり泉佐野」
- 総務省 報道資料「ふるさと納税の次期指定に向けた見直し」(2023年6月27日。熟成肉と精米は原材料が同じ都道府県内産のものに限る、2026年10月26日に確認)
- 総務省「ふるさと納税に係る指定制度の運用についてのQ&A」(令和7年。問18の2で熟成肉の扱い、2026年10月26日に確認)
- 総務省「ふるさと納税制度の適正な運用について」(令和8年9月25日の通知。2026年10月からの地場産品の基準の明確化、2026年10月26日に確認)

