早生みかんの「極早生・早生・普通」はいつ? 申し込みの期限と発送時期の見かた、届いたあとの保存【2026年版】

和歌山県の案内にある、みかんの作業の暦では、10月が「極早生収穫」、11月が「早生収穫」、12月が「中晩生収穫」となっています。

ふるさとチョイスで「早生みかん」と探すと、「極早生」「早生」と書かれたページが並びます。この2つは何が違うのか、いつごろ届くのか、申し込みはいつまでなのか。2026年10月12日に、県・JAの案内と、ふるさとチョイスのページを開いて確かめました。

極早生・早生・普通は「収穫の時期」の分け方

愛媛県の案内によると、温州みかんは収穫の時期の早い順に「ハウスみかん」「極早生みかん(ごくわせみかん)」「早生温州(わせうんしゅう)」「普通温州」の4つに大きく分けられます。和歌山県の案内では、収穫の時期によって「極早生」「早生」「中生」「晩生」に分かれる、と書かれています。

そして愛媛県の案内は、こう続けます。「各種類の収穫時期は地域によって異なり、統一的な決まりはありません。」実際、月の目安は出典によって少しずつずれていました。

出典極早生早生普通(中生・晩生)
和歌山県(作業の暦)10月に収穫11月に収穫12月に中晩生を収穫
JA宮崎経済連(出荷の時期)9月~10月頃10月~11月頃12月~3月頃
JAにしうわ(愛媛県)9月から10月にかけて11月~12月初旬―
愛媛県具体的な月は書かれていない(地域によって異なり、統一的な決まりはない)

農林水産省の広報誌(2017年1月号)は、早生みかんを10月以前に収穫が始まるみかんとして紹介しています。10月は、出典によって極早生の時期にも、早生の時期にも入っているわけです。

もうひとつ覚えておきたいのは、JA宮崎経済連の説明です。極早生みかんは、9月から10月にかけて出回る早出しみかんの総称で、品種名ではないとされています。

どっちだと思う?

名前に「早生」と入った「ゆら早生」。ふるさとチョイスのページでは、極早生? それとも早生?

答え

どちらの書き方もありました。和歌山県海南市のページは「【極早生みかん】ゆら早生みかん」、由良町のページは「ゆら早生みかん」として早生みかんの検索に出ていました。極早生は品種名ではなく、出回る時期の呼び名なので、名前だけでなく発送の時期も一緒に見るのが確かだワン。

収穫量の約6割は早生温州

農林水産省の統計(2026年5月26日公表の令和7年産。表では「概数」とされています)では、みかんの収穫量は65万6,300tで、前年産より9万6,700t(17%)増えました。収穫の時期別に見ると、早生温州が約6割を占めています。

令和7年産のみかんの収穫量を、棒で見比べる

早生温州と普通温州、どちらが多い?

  1. 早生温州39万7,100t(61%)
  2. 普通温州25万9,200t(39%)

収穫の時期別では、早生温州が約6割を占めています。

収穫量の割合が多い県は?

  1. 和歌山14万5,200t(22%)
  2. 愛媛12万1,800t(19%)
  3. 静岡8万9,500t(14%)
  4. 熊本7万6,800t(12%)
  5. 長崎3万8,200t(6%)

この5県で、全国の約7割になります。

農林水産省「令和7年産みかんの…収穫量及び出荷量」(2026年5月26日公表。令和7年産は概数)の図の値です。

申し込みの期限は、品ごとに違う

ふるさとチョイスで早生みかんのページを開き、「申込期日」と「発送期日」の欄を書き写しました(2026年10月12日に確認)。受け付けが続いているか、在庫があるかまでは確かめていません。

自治体と品申し込みの期限(申込期日)発送の時期(発送期日)
和歌山県由良町「ゆら早生みかん 4kg」2026年10月15日まで2026年10月中旬頃~10月下旬頃に順次発送予定
和歌山県由良町「ゆら早生みかん 10kg」2026年10月15日まで2026年10月上旬頃~10月下旬頃に順次発送予定
愛媛県伊方町「極早生みかん 5kg(先行予約)」2026年10月15日まで2026年9月中旬~10月末頃に順次発送
和歌山県海南市「極早生みかん ゆら早生 3kg 小粒」2026年11月11日まで(予定量に達したら終了)2026年10月中旬頃から11月中旬頃発送予定(天候・気候により多少前後することもある)
新潟県佐渡市「佐渡島産みかん(ゆら早生)約5kg」通年申し込み2026年11月中旬以降、順次発送

同じ「ゆら早生」でも、申し込みの期限は10月15日まで・11月11日まで・通年とばらばらでした。表の上の3品のように10月15日までの品もあれば、もっと長く受け付けている品もあります。期限は品のページの「申込期日」で、1品ずつ確かめるのが確実です。

発送の時期は「幅」と「前後する」を読む

発送の時期は「10月中旬頃~10月下旬頃」「9月中旬~10月末頃」のように、日付ではなく幅で書かれていました。由良町の4kgのページには「生育状況によりお届け時期が多少前後する場合」がある、海南市のページには「天候・気候により多少前後することも」ある、と添えられています。

果物の発送の時期は、天候などで前後し、予告なく変わることがあります。届く時期に家を空ける予定があるときは、幅のどこに重なるかを見て、届け先や受け取りのしかたを品のページの説明で確かめ、分からないことは自治体の問い合わせ先に聞いてから申し込むと安心です。

「申込期日」と「発送期日」、2つの欄をセットで見るワン。

届いたあとの保存

県の案内(和歌山県)

和歌山県の案内は、冬場であれば、冷暗所(5~10度)で、風通しのよいところでの保存をすすめています。保存期間は2~4週間程度。そして、箱を開けるときは裏側から開けるように、と書かれています。

産地のJAなどの説明

  • JA全農えひめの説明では、風通しがよく涼しい場所(3~5度が適温)で保存し、箱で届いたら傷んだみかんがあれば取り除いて、ふたを開けたまま保存する、とされています。日持ちの目安は、11月頃のみかんは7~10日、12月頃のみかんは2週間ぐらいとされています
  • JA堺市の案内では、へたを下に向け、直射日光の当たらない風通しのよい場所で保存し、夏場は冷蔵庫の野菜室がよい、とされています
  • JAグループの案内では、皮ごと冷凍して「冷凍みかん」にする食べ方も紹介されています

適温は、和歌山県が5~10度、JA全農えひめが3~5度で、出典によって違いました。また、和歌山県の案内は「冬場であれば」、JA堺市の野菜室は「夏場は」という前置きつきで、早生みかんが届きはじめる10月ごろの置き場所をはっきり書いた案内は、今回の出典にはありませんでした。4つの出典すべてに共通していたのは、風通しのよい場所に置くことでした。

まとめ

極早生・早生・普通は収穫の時期による分け方で、月の区切りに統一的な決まりはありません。極早生は品種名ではなく、早出しのみかんの呼び名です。申し込みの期限は品ごとに違うので、申込期日と発送期日の2つの欄を1品ずつ確かめておくと安心。届いたら箱を裏側から開け(和歌山県)、風通しのよい場所に置く(4つの出典に共通)。適温は出典によって違うので、それぞれの案内で確かめてください。

※2026年10月12日時点の情報です。申し込みの期限・発送の時期・受け付けの状況は品によって違い、変わることもあります。申し込む前に、ふるさとチョイスの各ページの説明と自治体の案内で確かめてください。

参考にした情報